【このレビューはネタバレを含みます】(
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Ωである事がバレないように、そして両親を失望させないように弱音も履けず頑張り続けるしかなかった月岡と身勝手な大人たちに裏切られてきて人生の目標が見出せず頑張ることを放棄していた椎崎という、ある意味相対する二人が出会ったのはなんだかんだで運命だったのでしょうね〜。最初はお互いに"面白いオモチャ"/"経歴の肥やし"としか思っていなかった二人がどんどん惹かれ合い、最終的にはお互いの苦悩を理解し受け止め合う自分の未来を棒に振ってでも守りたいほどの愛しい相手に変化していったのがとても感動的でした。ととふみ先生の優美なイラストで描かれる色気のある濃厚えちも見応えがあり、大満足の一冊でとてもおすすめです。
ちなみに見た目は大人っぽくえちの時には色気をダダ漏れさせているのに、褒められると照れてしまったり、些細なことで嫉妬したり、嬉しいと満面の笑みでガッツポーズし叫んでしまう、中身は結構おこちゃまな椎崎の可愛すぎるギャップが私的には萌えポイントだと思うので必見です!